ジンジャーエールは手作りできるの?スパイスの効果で身体も心もリフレッシュ!
ジンジャーエールって好きですか?
私はファストフードでセットメニューを注文するとき、ドリンクは高い確率でジンジャーエールを注文します。
ジンジャーエールのスパイシーなフレーバーとハンバーガーとの相性が個人的に抜群と思うからです。
でも、炭酸飲料は糖分が高いとの理由で健康を意識するならあまり飲まない方がよいともいわれています。
ジンジャーエールが手作りできるなら、自分の好みで甘さが調節できるし
スパイスもガツンと効かせたければそれもまた可能です。
ジンジャーエールを手作りして、スパイスの効果でリフレッシュしてみませんか?
この記事では私が週末にすっきりした気分になりたいときに作るジンジャーエールシロップのレシピと
ジンジャーエールに使うスパイスの効能についてまとめてみたので
ジンジャーエールを手作りしてみようと思い立った時、是非参考にしてみてください。
ジンジャーエールを手作りしてみよう!
市販のジンジャーエールもおいしいのですが
自家製のジンジャーエールなら新鮮な生姜とスパイスと使って、炭酸水で割るだけで爽やかで風味豊かな一杯が楽しめます。
また、生姜にもスパイスにも健康や美容によい効果が期待できる成分があるので
ジンジャーエールを手作りして爽やかな気分になりつつ、かつ健康的な生活の一助にしてください。
以下は自家製ジンジャーエールのレシピです。
簡単ですので、是非今週末にも作ってみてください。
材料(ジンジャーエールシロップ)
- 生姜 :300g
- 砂糖 :300g
- シナモンスティック :1本
- カルダモン :3粒
- クローブ(ホール) :3粒
- 水 :300cc
生姜はよく洗って皮付きのまま使用します。
砂糖は上白糖でもきび糖でもいいですが
きび糖は精製が少なくミネラル分も含まれていて、自然な甘さも個人的に好きなので私はきび糖を使うことが多いです。
パウダースパイスは水に溶けないのでホールを使ってください。
この材料は平均的でおおよそのものです。これでなければというものではありません。
お好みで適宜、砂糖やスパイスの量を増やしたり減らしたりして、応用してください。
作り方
- 生姜をスライサーで薄切りにする
- 薄切りにした生姜と砂糖を小鍋に入れ30分程度置く
- 生姜の水分で砂糖が解けたら分量の水とスパイスを入れて火にかける(中~強火)(シナモンは半分に折って、カルダモンは鞘を割って種と鞘をバラバラにして入れる)
- 沸騰したら火を弱め15分から20分程度煮詰める(弱火)
- 煮詰まったら火を止め粗熱をとる
- 粗熱が取れたらスパイスと生姜を茶こしで漉して出来上がり
シロップは大さじ1程度を180cc程度の炭酸水で割って飲んでください。
飲むときに甘くしたいときはお好みではちみつを入れてください。
さっぱり飲みたいときは、レモン果汁を適量入れたり、お客様に出すときはミントの葉を浮かべたりすると感じがいいと思います。
すぐに使わないときは清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保管してください。
ジンジャーエールシロップの応用
ジンジャーエールは手作りしたいけど、スパイスをホールで買っても使いきれるか心配…
…ですよね~。
でも、ジンジャーエールを手作りしてみると、思いのほか簡単に作れるので夏の間はシロップは活躍するはずです。
何度も作ってみたくなるかもしれません。
また、夏以外でも、例えば生姜を入れないで(入れてもよいです)
スパイスをアッサム茶葉と一緒に煮詰めて、煮詰めたものをホットミルクと合わせるとチャイができます。
それ以外にも、リンゴのジャムを溶かした熱い紅茶にジンジャーシロップを混ぜても風味豊かなアップルジンジャーティーができます。
ジンジャーエールだけでなく幅広く応用可能なので是非この機会にスパイスに挑戦してください。
ジンジャーエールを手作りしてスパイスの効果を知ろう!
スパイスは料理に風味を加えるだけでなく、健康や美容にも多くの効果が期待できるといわれています。
抗酸化作用や冷えの解消や代謝の促進など様々な効果がありますが
ここでは、紹介したレシピで使ったスパイスの効果についてまとめてみました。
スパイスはガーリックパウダーと黒コショウを料理に使う程度というスパイス初心者の方でも
効果を知ってこれからの料理の幅を広げるきっかけにして下さい。
生姜の効果
- 冷え性の改善
- 消化促進
- 抗酸化作用
- 血糖値の調整
生姜は独特な香りと辛み成分があります。
これらはジンゲロールやショウガオールといった成分によるものです。
生の生姜にあるジンゲロールという成分は、血管を拡張して血流をよくするため冷えやむくみの改善が期待できます。
生姜を加熱するとジンゲオールがショウガオールに変化をし、ショウガオールは体を温める作用があり、体の内部の熱を効率的に体中にいきわたらせる効果が期待できます。
夏は冷房の効いた部屋で過ごしていると、知らず知らず体が冷えてしまうこともあります。
そんな隠れ冷え性にも、ジンジャーエールの生姜で改善が期待できそうですね。
シナモンの効果
- 血流の改善
- 抗酸化作用
- ゴースト血管の修復
シナモンはクスノキ科の樹皮から作られるスパイスで、独特の甘い香りと、少し辛みを感じる風味が特徴です。
加齢や生活習慣が原因で血液が流れなくなってしまった毛細血管をゴースト血管と呼ぶそうですが
これが増えると冷えやむくみ、肌のくすみやシミが増えたりなど体の不調の原因となります。
シナモンを日常的に摂取すれば、ゴースト血管の改善や予防に役立つといわれています。
ジンジャーエールに入れたシナモンで健康や美容の改善効果が期待できるならうれしいですね。
クローブの効果
- 抗酸化作用
- 免疫調整
クローブはフトモモ科の常緑樹のつぼみを乾燥させたスパイスで
甘く濃厚な香りとピリッとした辛みが特徴です。
外観は小さな釘のような形をしています。茶褐色です。
クローブに含まれるポリフェノールの一種であるオイゲノールという成分は
強力な抗酸化成分を持ち、細胞の老化を防ぎアンチエイジング効果が期待できるそうです。
また、まだ研究途上だそうですが、オイゲノールには免疫を調整できる可能性があるといわれているそうです。
炎症を起こす物質の活性を低下させ、自己免疫疾患の症状の緩和の可能性があるとの研究報告もあるそうです。
カルダモンの効果
- 消化促進
- 口臭予防
- リラックス効果
カルダモンは、ショウガ科の多年草の実を乾燥させて作られるスパイスで、「スパイスの女王」とも呼ばれています。
ピリッとした辛み、ほのかな苦み、ミントのような清涼感のある強い香りが特徴です。
緑色や黄緑色の紡錘形の実からゴマのような黒い種子を取り出して使います。
ここで紹介したジンジャーエール以外にもカレーやお菓子など幅広く利用されています。
ジンジャーエールを手作りしてリフレッシュ!
以前バリに旅行に行ったときに泊まったヴィラではジンジャーティーをタイミングよくサービスしてくれました。
そのヴィラではジンジャーティーの爽やかな香りがいつも漂っていたのですが
私はそれがジンジャーティーの香りだとは気が付きませんでした。
生姜といえば料理に利用することしか知らず、生姜にレモンに似たような爽やかな香りをするとは思いもよらなかったのです。
ジンジャーエールを手作りした日は部屋が爽やかな生姜とスパイスの香りで満たされます。
それだけでも気分が上がりますが
飲めばスパイスの健康や美容の効果が得られるので
バリにはすぐに行けませんが
ジンジャーエールを手作りして気分も上げて、
スパイスの効果で健康的にリフレッシュしましょう!