ヨガは週一で効果ある?頻度はどのくらいが適切?
ヨガは週一で効果はあります。
身近の誰かがやってたり、メディアで身体にいいとか言っているのを見たり聞いたりして、ヨガを始めたいと思いつつ
家事に育児にデートに、仕事は激務で、ついでに自己啓発とかなんとか、とにかくこんなに毎日忙しくて、ヨガを始められる余裕なんてあるの⁉
そんな風に思う方も多いと思います。
でも、週一でやる意味なんてあるのかな?って自問自答してるまま、ヨガを始められていないのなら、その答えは簡単。
ヨガは週一だって効果ある!
人によって期待する効果はそれぞれだけど、その期待に応え得る効果がヨガにはあります。
たとえ週一でもです。
ヨガの効果についてまとめてみたので、ぜひヨガを始めるきっかけにしてみてください。
そもそもヨガはどんな効果が期待できるの?
ヨガをすることで得られる効果はいろいろありますが、その大部分は、日常の忙しさから離れ、自分に向き合うことで得られます。
ヨガはポーズと同様に、またはそれ以上に呼吸を大切にします。
ポーズをとりながら呼吸に意識を向けることで自律神経に作用し、自然とメンタルにもよい影響を与えます。
特に効果があると考えるのは次の3つです。
筋力と柔軟性が高められる
言わずと知れたというところでしょうが、ヨガは筋肉を鍛え、身体を柔軟にします。
いやいや、筋肉を鍛えるなら、筋トレだし、柔軟性を高めるならストレッチだよ。という声が聞こえてきそう。
はいはい、そうです。その通りです。でも、ここではヨガの話をさせてください。
ヨガのポーズには身体を伸ばしつつ、同時に身体を支えるために、体幹や下半身を安定させるポーズがいくつもあります。
一見、柔軟性だけが求められているようにみえるポーズでも、実際には姿勢に偏りのないように意識して、力が抜けるようなポーズはほとんどありません。
筋トレのようにどこか一部の筋肉に負荷をかけてトレーニングをするのとは違い、全身にバランスよく柔軟性のあるしなやかな筋肉がついてきます。
自己調整力が高められる
例えば、月のポーズというヨガのポーズがあります。
立位の状態で、胸の前で合わせた両手を頭上にあげ、そのまま片側に上半身を倒して反対の体側を伸ばすポーズです。
両足は揃えて均等に体重をかけ、しっかり身体を支えます。
この時、伸ばした体側がいつもよりこわばっていることを感じたり、身体がふらつくように感じることがあります。
無理に体側を伸ばそうとすると、身体はさらにふらついたりします。
こんな時は、いつもより伸びない体側を感じながらも、じっくりと伸びを深め、伸びを深めるごとに下半身がふらつかないように、それぞれの足に力が偏ることないように支えます。
ヨガではこのように一つ一つのポーズごとに小さな気づきを得て、自分の身体に向き合い、理想のポーズになるよう、自分自身で身体を少しずつ調整していきます。
この気づきの積み重ねは、日常生活にも自然といかされるようになってきます。
前向きになる
今日は右の体側が固かったけど、無理せずゆっくり伸ばしたら、始める前より体が軽くなったとか、
身体がふらついてバランスを崩しそうだったけど、堪えることができたなど、
ヨガのレッスン中など限られた時間で、いくつもの気づきがあります。
ヨガでの気づきは、自分に対する気づきで、内観によるものです。
そして、小さな挑戦を繰り返し得られた気づきは、おのずと自分を前向きな気持ちに向かわせます。
レッスン中はポーズをとることに集中して、終わった後は爽快な気分とともに気づいたことは忘れているかもしれません。
しかし、この充実感と達成感は自然と自分を前向きな気持ちに向かわせてくれます。
週一のヨガでもなぜ効果があるのか?
ヨガは週一ではあまり効果がないという人もいます。
例えば、二の腕を引き締めたいとか、体重を1か月以内に3kg減らしたいなど
効率よく結果や成果を出したいと望んでいるのなら、ヨガは少し遠回りになってしまうかもしれません。
それでも、私が週一でも効果があるといえるのは、ヨガの効果を思えばこそなのです。
理由1:前向きになって継続できる!
例えば、ダイエットの効果を期待してヨガを始めようとするなら、結果を出すには少し時間がかかるかもしれません。
でも、たいていの人は求める効果は一過性のものでなく、長く得られるものであってほしいと思うはずです。
ダイエットを例に出すまでもなく、前向きな気持ちでいれば結果が目に見えなくても、自然と継続できるのではないでしょうか?
一足飛びに理想には近づけなくても、小さな気づきと挑戦の積み重ねは、自己受容と同時に自分の成長も促します。
結果を出すのに焦って無理なルーティンでヨガをしなくても、週一で生活に余力を持たせて継続するほうが、長い目で見た時に効果があるはずです。
理由2:ストレスをコントロールして続けることができる!
ヨガの効果の一つである自己調整力を高めるというのは身体的なことだけではありません。
メンタル面においてもその効果は発揮します。
仕事や家庭でうまくいかなかったこと、気に障ったことで頭や心がいっぱいになっていると、おそらくあなたの身体はどこかしらこわばって固くなっています。
ヨガは下半身は安定させるため力を入れていますが、上体は呼吸がしやすいように肩の力を抜いて、楽な姿勢でいます。
ストレスで緊張して浅くなっていた呼吸は、自然と深い呼吸になります。
深呼吸を繰り返しヨガをし終えた後は、心のわだかまりが少なからず軽くなっていると思います。
何かを始めて続けるとき、それが始めたことと関りがなくても、多くの人は何かしらのストレスにあうものです。
今日こんなことがあったから休んじゃおう。こんなに厄介なことがあったんだから、休んだっていいよね。
なんて、自分を許してせっかく始めたことをやめてしまうかもしれません。
ヨガはストレスを軽減する効果があるので、そういうときこそ積極的にヨガができたりします。
ストレスをコントロールできることで自然に継続することができて、継続することで効果を発揮します。
ヨガのおすすめの効果の出る頻度は?
これまで書いてきた通り、週一でもヨガには効果がありますが、実際のところはどのくらいの頻度でするといいのでしょうか?
結論を先に言えば、無理なく続けられる頻度が正解だと思います。
無理なくできるのであれば、ヨガは毎日したっていいのです。
本当は毎日やったほうがいいんじゃないの?
ヨガ上級者になると毎朝太陽礼拝という一連のヨガのポーズをする人もいます。
太陽礼拝をしながらいつもとの身体の違いを感じ、日々身体を調整するそうです。
反対に一日働いた身体の疲れをとるために、毎晩寝る前にじっくりヨガをするのもおすすめです。
眠る前に自分に向き合ってヨガをすることで、身体と心がリセットされよい睡眠がとれます。
また、週一でするヨガよりも得られる気づきは、頻度が高い分だけより深まります。
実のところ週2,3回ぐらいがいいのかも
もしあなたがヨガを始めたばかりとか、ヨガがもっと上達できるようになりたいと思うのなら週2,3回ヨガスタジオに通うのがいいかもしれません。
ヨガのポーズは一見簡単そうに見えても、身体の癖は人それぞれで、頭で思ったようには身体は動かないものです。
なので、まず良いインストラクターのいるスタジオに通うことをお勧めします。
そして、ポーズのコツを学ぶには、自分について得た気づきを忘れないうちに通える頻度がいいのではないかと思います。
生活に支障なく、適切な頻度で、となれば人それぞれでしょうが、週に2,3回がいいのかな?
まとめ
最後に、それでもやっぱりヨガは週一で効果があると重ねて言います。
というのも、私自身が週一でヨガスタジオに通って効果を実感しているからです。
今は動画配信や、オンラインのヨガ講座などがたくさんあって、気軽にヨガを始められます。
もちろん動画配信を見て、自宅でヨガをするのもいいのですが
せっかくなら、ヨガをする環境が整って、良いガイドにポーズを調整してもらった方が満足ができると思います。
週2、3回ならヨガの上達の速度は速いでしょうが、スタジオに通うとなると、今までの生活が制約されてしまいます。
自分に無理なく初めて、続けるならヨガは週一で効果はあります。その理由は書いた通りです。
これからヨガを始めようと思っている方へ
どうぞヨガの週一の効果を実感してください。